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歯を磨いても、なぜ虫歯になってしまうのでしょう。人によっては、まったく磨いていないのに「虫歯は一本もないよ。」という人もいます。
原因は、ミュータンス菌という虫歯菌にあります。ミュータンス菌の表面には螺旋状の突起物があり、それが歯の表面にねじ込むようにして、歯に張り付きます。ミュータンス菌などの細菌が集合体を作り、歯の表面に形成された膜をバイオフィルムといいます。
虫歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク)に、虫歯をつくるミュータンス菌が棲みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。これが虫歯のはじまりです。
1. 虫歯になりやすい質の歯
2. 歯垢をつくりやすい糖分
3. 虫歯菌(ミュータンス菌)
4. 時間の経過
虫歯の原因はわかっていますから、この4条件を解消することがそのまま予防につながります。歯垢は毎日の正しいブラッシングで取り除き、セルフケアではとれない部分は歯医者で取り除きます。
あとはあなたが、毎日の生活の中でこれら4つのリスクを減らす努力をしていけば、虫歯の引き金が絶たれ、良い結果に結びつくでしょう。
虫歯ができる原因を知り、予防を心がけることが大切です。
あなたの少しの努力でいつまでも健康な歯を守ることができます。
歯周病とは、歯と歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯と歯茎の境目についた歯垢(プラーク)から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯肉に炎症がおきた状態を『歯肉炎』、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を『歯周炎』といいます。
また、初期の歯周病はほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。
歯肉炎と歯周炎をあわせた歯周病には35~45歳で80%、45~55歳で88%の人がかかっているとの報告があります。また歯肉からの出血、口臭、歯のグラグラ、歯肉の腫れ、これら全ての症状は歯周病の予備軍となりえます。
歯周病のもっとも基本的な治療法はプラークコントロールです。
病原性プラークを除去し、口の中のプラークを正常なレベルに維持し、無害な細菌グループが支配的になる環境を整えることが重要です。
そのために、歯垢や歯石の除去とブラッシングの指導が行います。
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